ユーザーの行動「比較」に注目してページを作ってみる


マーケティングの法則でAIDOMAという行動段階が有名ですが、

Attention(注意)
Interest(関心)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)

WEB上で物を調べる機械が増えてきた今、
その法則も変わってきています。
ネット上での行動をAISASという頭文字で表すようにもなりました。

Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Action(行動、購入)
Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)

ここで、検索や共有という言葉が出てきていますが、
これらはWEB特有の行動です。
WEBが発達することにより、家にいながらにして全国の商品を対象にショッピングをすることが可能になりました。
お客が検索という行動を通して積極的に情報を集めることができるようになりました。
このAISASには入っていませんが、重要なキーワードとして「比較」という行動が入ってきます。
たくさんのものを選べるようになった今、「比較」ということが頻繁に行われるようになっています。
商品が少なかった昔は、作れば売れる時代だったかもしれませんが、
今のように物がありふれると、どうしても売ることが難しくなります。
たくさんの種類が出てきて、お客さんが選べるようになったからです。
そこにさらに、インターネットというもので情報がすぐに手に入るようになりました。
関西にいながらにして東京の商品を買うことだってできるようになりました。
つまり、比較対象が増えたため、ますます売ることが難しくなってきています。

よく、ホームページを作るときに、
ここのホームページの内容をそのまま使って欲しいとURLを渡されることがありますが、
同じような内容でホームページを作ったところで売れるわけがありません。
商品を購入する人は、ホームページに訪問すればただちにそれを買うわけではなく、
いろいろな同業のホームページを見て、サービスを比較しています。
この比較であなたの商品やサービスを選んでもらうためには、
あなたの会社のウリや特徴などをどれだけ伝えられるかということが大切になります。

あなたの会社で商品を買えばどんなメリットがありますか?
なぜ他の会社ではなく、あなたの会社で買う必要がありますか?
これを価格以外の面で自分に問うようにしてみてください。
そして、それが伝わるホームページを作るようにしてください。

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