たった2週間だけれどスマホ対応したらユーザーの行動が改善された話。


今昔写語をスマホ対応して2週間。
厳密にはもともとスマホ対応してたけれど、むちゃくちゃ見にくかったのでとりあえず見れるレベルにしてみた。
サブページはまだまだ対応しきれてないという中途半端ですが、
なかなかこのようなタイミングはないので、とりあえずトップページがどう改善されたか見てみる。

アクセス解析

モバイルユーザーのみにセグメントして改善前と後での解析結果。
アクセス数がなぜか大幅に減っている・・・
モバイルユーザビリティは合格してるんだけれどなぜだろう。
セグメントせずにすべてのユーザーで見るとアクセスはそんなに変わってないような、むしろ少しだけど増えてる感じ?

アクセス解析

アクセスは検索結果などに左右されるので、モバイル対応が直接関係しているかどうかは不明。
ページ内でのユーザーの行動について見てみる。

ページの滞在率 21.20% 改善
直帰率 17.62% 改善
離脱率 24.43% 改善

改善を予想していた指標はすべて大幅に良くなっています。
当たり前の結果ですが、このように改善の前後で実際に効果があったのかを見るのはとても大事なことです。
多くの人は新しいコンテンツを追加したり変更したことで、
全体的にどのような変化があったかを見直すことができていません。
もしかしたら、変更したことによって大きく指標の値が悪くなっているかもしれない。
たいていは主観的な判断で、改善していると思いがちですが、
実際には改善ではなく、改悪になっていることもあります。
今回はとてもわかりやすいものなんですが、何か施策を行ったらどう影響したのかを確認する。
この習慣をつけるようにすることで、数値が悪くなった場合は以前の状態に戻すなんてことも必要になります。

ホームページを大きく変更した場合には、
その前後で何がかわっているかを確認して、確実にサイトの改善につなげていくことがとても大切です。

弊社はこれまで作るのがメインの制作会社でしたが、
結果を求める制作会社として変貌中です。
運用に重点をおいた、お客様の本当に必要としている制作会社としてサービスを展開していきます。

[RelService] [Service]